【実践】扶養内でフリーランスになろう【手順解説】

働き方

こんにちは!ずくです

今年の3月に確定申告をし、無事フリーランス1年目を完走しました!

今回は、実際に私が体験した中での

「扶養内でフリーランスになる際の手順や注意点」についてお知らせします

家族が働いている会社の健康保険組合に条件の確認

絶対に電話で確認する

加入している健康保険組合に扶養条件を確認してください

健康保険組合のHPにも記載されていますが、「電話」で確認することが大切です

というのも、どうしても文字のみの情報ですと自分勝手な解釈をしてしまい、後々扶養条件から外れていたという悲劇が起こりがちです

HPで確認した上で、電話で扶養条件を正しく理解できているかダブルチェックしましょう

収入判断か、所得判断か

組合によっては経費を引く前の「収入」で判断するところもあるようです

その場合は節税メリットの恩恵を受けづらいので、扶養条件になる上限金額によっては残念ながらフリーランス自体を考え直す必要があります

年額判断か、月額判断か

特に、年額判断ではなく月額判断の場合は繁忙期等で上限金額をオーバーしてしまうと扶養から外れる可能性があります(要確認)

また、せっかく会社がボーナス(報酬金額に上乗せ)を出してくれても上限を気にして満額受け取れないなどという悲劇が起こらないように注意しましょう

青色申告はたいてい出来ない

青色申告は抜群の節税効果がありますが、残念ながら青色申告に必要な「開業届」を提出した時点で扶養から外れる健康保険組合が圧倒的多数です

もしかすると組合によってはOKなところがあるかもしれませんので、どちらにせよ電話で確認することが大切です

※基礎控除→青色申告最大65万円(条件アリ)、白色申告48万円

求人を探す

フリーランスの仕事を探す主な情報源はこのようになっています

参考:フリーランス白書2024(フリーランス協会)

https://blog.freelance-jp.org/20240326-21088/

かくいう私も、前職の知り合いが今の社長であり新しい仕事を探す際相談したところ、そのまま社長の会社で働くことになりました

ただ、もともと人脈はあまりない方なので、今後今の会社との契約が終了して他の仕事を探す場合はエージェントサービスの利用も検討しようと思います

契約書の締結をする

事前に分からないことは必ず確認

自分と会社との直接取引になります

なあなあな内容で仕事を受けて、後々自分にとって不利益な業務内容にならないよう、しっかり確認しましょう

最近は電子サインが主流

かつては紙の契約書が主流でしたが、最近はAdobeサイン等ウェブ上で完結するようになり、大変便利になりました

契約書の内容と面談時の内容が同じかよく確認

契約書の内容が、面談時に決まった内容と同じか必ず確認しましょう

特に報酬の金額が「税抜き」「税込み」どちらで書かれているかは要注意です

請求書を発行する

自分から会社へ発行する

フリーランスの場合、自身で請求書を会社へ発行し報酬を受け取るながれになっています

基本的に自分で用意しますが、相談すればテンプレートを会社がくれることもあります

入金を確認する

振込予定日にしっかり入金されているか確認

振込予定日にしっかり入金されているか確認してください(2度言います!)

仕事は信用が大事です

支払いが遅れた際は会社の対応等も加味しつつ、今後の付き合い方を考えていきましょう

経費書類をまとめておく

交通費はレシートが不要です、忘れずに記録しておきましょう

仕事で使うものは経費にできます(パソコン、机、椅子など)

自宅作業の場合は家賃や水道光熱費も按分して経費計上できます

確定申告をする

白色申告で提出する

私は今年、弥生のフリープラン(無料)で確定申告をしました

入力しした内容を使って、そのまま確定申告が出来るので大変便利です

左上の「弥生↗」→「弥生の製品」→「やよいの白色申告オンライン」→「料金プラン」

税務署へ行かずに提出できる

確定申告をオンラインで提出することができます(e-Tax)

何やかんや言われているマイナンバーカードですが、確定申告をする上ではとても便利です

ただし、保管が面倒なので、できれば体内に埋め込みたいくらいです

心配する人
心配する人

でも、政府が信用できないのでマイナンバーカードは作りたくない!!

ずく
ずく

税務署で職員との対面による本人確認が必要ですが、当面はID・パスワード方式でも大丈夫です!※2024年現在

計画的なマネープランが立てられる

給与所得で毎月自動的にお金が振り込まれる状況と違い、確定申告をすると自分が稼いだ金額や収める税金がよくわかるので、来年はどのくらい働けるか目安ができ将来に役立ちます

税務署は怖くない

税務調査が入って、もし不備を指摘されても修正申告をすれば大丈夫です

経費の内容で指摘が入った場合も、単なる「認識の違い」に過ぎませんので、度を越えた経費精算をしていなけでば怖がることはありません

納税する

自宅で支払える

納税方法は従来の口座引き落としに加え、

・インターネットバンキング

・クレジットカード

・QRコード決済

に対応しているので、一番楽な方法を選ぶことができます

ただし、口座振替やインターネットバンキングは事前設定が必要、クレジットカードは手数料が掛かることを考えると、QRコードが一番楽な気がします

私も今年はpaypayで納付しました(ポイントはつきません)

※地方税はポイントがつきます

まとめ

以上、扶養内で働くフリーランスの検討から納税までをご説明しました

ここ数年で働き方の幅が広がりましたので、できるだけ自分に合った働き方をみつけていきたいですね!

(おわり)

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